第1回 | 三徳⼭三仏寺 奥院 投⼊堂 国宝
投⼊堂を投げ⼊れたと伝承されている役⾏者は円⼩⾓(えんのおづの)が 本名といわれ、7〜8世紀に奈良を中⼼に活動していた修験道の開祖とされます。 実在したことは確かなようですが、⽣没年など詳しいことは不明です。 2001-2002年度に奈良⽂化財研究所年輪年代調査で、北側の縁板から11世 紀末の1098年の年輪年代が得られ、投⼊堂は12世紀前半には現在の形になっ ていたとみられていますが、建⽴以来たびたびの修理によってかなりの部材が 取り替えられています。1915年(⼤正4年)に解体修理がされ、2006 年 (平成18年)に⾜場をかけて主に屋根の修理がされています。 投⼊堂参拝登⼭には、三徳⼭受付案内所にて⼊⼭志納⾦をお納め、投⼊堂参 拝登⼭受付にて投⼊堂参拝登⼭料をそれぞれお納め、服装と靴のチェックを受 け靴で⼊⼭許可が下りない場合は、わらじ(有料)に履き替えることになりま す。(HPより抜粋) 投⼊堂へは、鎖や⽊の根に掴まり、⾺の背や⽜の背と呼ばれる岩場もある険 しい⼭道を1時間30分ほど掛けて登り、やや平坦な⼭道を曲がると崖の窪み に細い柱で⽀えられた懸け造り御堂が⾒えてきます。 建築史家であり建築家でもある藤森照信⽒は、⼈⼯的な建築は⼀般的に⾃然 の美しさを損なうものだと⾔われていますが、うまくつくると⾃然の美しさを 強調する⼒があると投⼊堂を評価しています。 是⾮元気なうちに参拝登⼭し、⾃らの⽬で体験し、評価をしてください。但し 安全のため1⼈では参拝登⼭は許可されません。

三徳山鳥居 -寺に鳥居は神仏混淆の名残か-

三仏寺本堂

参拝登⼭道を登る

登山道中にある文珠堂切れ目縁

三徳山投入堂行者道終点

三徳山投入堂全景

三徳山投入堂屋根詳細